2013年11月22日金曜日

自然療法

自然療法

 東城百合子著『自然療法』には、大きな影響を受けた。食生活や健康を考える上において、大変示唆に富む書物である。薬品や医者なんかには頼りたくない、という人にお勧めする。
 また、梅和子著『おばあちゃんの手当て食』も、コンパクトながらなかなか良い本である。但し、『自然療法』と『おばあちゃんの手当て食』の間では、相矛盾するところもある。ここは、読者が自分で考えて判断するより仕方がない。
 自然食品(薬品ではない)の中では、梅肉エキス(梅エキス)がよいと思う。青梅をとろ火で煮詰めたものである。めまい、吐き気、下痢、胃腸障害、何の熱だか分からない熱に著効がある。子どもに飲ませるに最適のものである。他にも、腹痛、胸焼け、便秘、高血圧、低血圧、心臓、腎臓、肝臓、糖尿等に効果があるらしい。ただし、これは酵素と違って根本的な改善をもたらすものではない。いわば対症療法である。
 梅肉エキスは、自然食品の店で売っている。インターネットでも購入することができるだろう。


 悲しくて残念なことがある。あの原発事故によって、オーガニックの野菜や果物のほうが普通の野菜や果物よりも放射能の影響を受けやすいことが分かったことである。例えば、堆肥は放射能に汚染される可能性があるが、化学肥料はその可能性がほとんどないと言ってよいだろう。また、玄米や精白していない小麦粉のほうが白米や真っ白な小麦粉よりも放射能の影響を蒙りやすい。糠やふすまの部分に放射能が蓄積されやすいからである。それがオーガニックのものならば、尚更のことである。さらに、たんぽぽ茶やどくだみ茶などの健康茶も放射能に弱い。魚についても、言うまでもない。やはり子どもの火遊びは、やめさせなければならない。
 悪魔どもが腹を抱えて笑っているかもしれぬ。悪魔の医者や薬剤師どもが。

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