「心のノート」(Note of Mind)は、日本中の子ども達全員に配布されるものである。「心のノート」の背景には心理学があり、それがユング心理学であることは明らかである。つまり、やつらは日本の子ども全員をカウンセリングしてやろう、としているのである。または、精神分析してやろう、と考えているわけである(正統派精神分析・フロイト派に対して、ユング派は、邪道派精神分析である。ところが、フロイト派自体も、これまた邪道なのである。そうすると、邪道の邪道が、正統になるかというと、必ずしもそうはならないところが難しいところである)。この場合、この大規模なカウンセリングの手足となっているのは、小中学校の教員達である。その過程においては、カウンセリングされているのは、子ども達だけではない。小中学校の教員達もカウンセリングされているとも言えよう。ユング派心理学の悪魔的性格の、ひとつの現れであると言わねばならない。
子どもをカウンセリングしてやろうとすることが、何故いけないのか。それが、子どもの心の成長を阻害するからである。学校の教師が、生徒をカウンセリングしてやろうとする。いわゆるカウンセリング教師である。これほど無謀で不届きな企てはない。そんなことが成功した事例は、皆無だろう。そして、これがいけないことの最も重大で深刻な理由については、後に述べる。
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