2013年12月28日土曜日

八の矢(再掲)

(「敵は本能寺にあり」、「考える力を育てる」、「八の矢」は、一旦削除したものを再掲します)

八の矢

 どうか安部晋三(Shinzo Abe)様、「心のノート」の予算を認めないでください、と丁寧にお願いしてもこの悪代官は「聞く耳持たぬ」だろうな。それならばだ、何としてもお前が一度は投げ出したその椅子から、引き摺り下ろしてやろうではないか。
 そもそも、お前はその椅子に座る資格がないのである。それでさあ、お前が最初に総理大臣の椅子を放り出してからの何年間、一体どこで何をしていたのかい。これが、興味津々なのだけど。ちょっと教えてくれないかな。ええ?ひとり山にこもって、冷たい氷のような滝に打たれて?どうか今度ばかりは椅子を放り出したりしませんから、と荒行に励んでいたのかい?それとも誰かにマインドコントロールでも、されていたのかい?それで、日本中の子ども達や教員達を、「心のノート」でマインドコントロールしてやろうというのかい?
 「心のノート」を配布させてはならない。こんなものに多額の税金を費やすのなら、その分、教育現場の国語科に有能な人材を配置することに振り向けよ。そのほうが、はるかに有意義である。考える力の育成に全力を尽くせ。
 安部晋三とは、本当に個性のない男である。とにかく印象が薄い。いるのかいないのか分からない。それで、攻撃しようとしても、攻撃材料がなかなか見つからない。まさに親の悲劇・悔しさだけを追い風にして首相になったのである。
 一度、取りやめていた「心のノート」を再び配布したら、教育現場は途惑うことに気がつかなかったのか。お前も、親しい小泉純一郎(Jun’ichiro Koizumi)同様、考える力というものをどこかに置き忘れているのだ。置き引きに遭っちゃうぞ。
 教育現場が途惑えば、こんないんちき臭いもの、まともにやらなくてもよいらしい、第一、国が配ったり配らなかったりしている、つまり、適当にやりなさいよ、という暗黙のお達しだ、適当にやっても文句言いませんよ、というメッセージだ、と教育現場が受け取ることに気がつかなかったのだね。安部晋三君、君のものを考える力は大したものだ。ほとほと感心しましたなあ。
 「こころのノート」を、きちんとやらない、適当にお茶を濁す、もしくは全然やらない、このような教員を処分しようとしたら承知しないぞ。叩き殺すぞ。
(2013年12月19日付けで掲載していたものを、一旦削除した上で、再び掲載した。)

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