いずれ悪魔は自滅するだろう
昨日あげた「模造品」の冒頭箇所が、手違いか何かで消えていた。訂正する。
これまでの歴史において、悪魔は時々その姿を現してきていたようである。ところが、やはり悪魔は、自ら進んで滅んでいたにちがいない。そうならなければ、もうとっくの昔に、世界は悪魔の天下になっていただろうからである。
悪魔というものは、ちゃんと自分で滅んでいってくれる手の掛らないやつらなのだから、自然の成り行きに任せておけばいいではないか、ということにはならないと思う。悪魔の自滅には前提条件があるのである。神と人とが最善を尽くして悪魔と戦い、その戦いがクライマックスに達した時に、悪魔は突然自滅していくのである。ユング派という不思議な、これまで見たこともないような悪魔を目にして、ただ手を こまねいていてはいけないと思う。どうか悪魔を打ちのめすために力を尽くしてほしい。
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